アナログ・モノラルワールドの不思議な世界

11月28,29日に開催されていた青山レコード祭りに行って来た。レコードフェア―より同時開催のワーナーミュージックジャパン主催アナログのモノラル視聴会の方に興味があった。

28日は仕事だったので29日にモノラル視聴会に参加、約2時間の間 色々聴いてきた。主催はワーナーミュージックだが かけるレコードの選択と機器の選択はそれぞれ専門の業者(販売店?)が担当し視聴会は進められた。青山レコード祭りはフェイスブックにも詳細が載っているので(もう終了してしまっのだが)興味のある方は検索してください。そう言えば次回はいつやるのかな?

視聴場所は青山ワーナー本社の視聴室兼会議室だったので 視聴会お決まりのパイプ椅子とは違いビジネス用の椅子でとても座り心地がよかった。
人数は40人ぐらいいただろうか? 参加者ではモノラルシステムを自宅で組んでいる方は殆どいないようであった。
視聴レコード選択とMCはCD レコードの通信販売などを行っているアーカイパックさんの方、モノラル機器担当は渋谷のヴィンテージ・ジョインさんで 初めて専門的なモノラルを見る人もいたようで興味津々の雰囲気があった。スピーカーはモノラルという事で当然「一つ」視聴会場がやや広めだったので敢えてPA用にも用いられる西ドイツのSPを使用、店主から音は家庭用と比べると少し粗いと言っていたがその通りだと思った。

こういうオーディオ系の視聴会ではクラッシックとジャズが鉄板だがレコード担当のアーカイパックさんが選んだのは自分の好みであろう?ロック中心であった(笑) ハードロックというよりはAORが多かったような…インディーズ系も幾つかあり主にヨーロッパ中心であった。オマケ的にジャズが2曲ほどあったが本当にオマケで ジャズ好きなキタサンとしては少しガッカリであった。 その内の1曲、ワーナーの担当者がリファレンスとしているソニー・ロリンズのサキソフォン・コロッサスを これはオリジナルだと数万するのでと前置きをして(実際は6桁以上はする)日本の初期モノラル盤を推薦し これは安いけどかなりの音がするといってかけたが 音圧が低いし、音量が出ない…こんなはずでは…と困惑していた(笑)

キタサンは総じてロックは余り聴かないしCDでは無理に音圧を高くして不快な音が多いがこちらで聴いたモノラル音源は不快感はまるでなく ある意味心地よく聴けた。
まぁ自宅の7畳弱の狭い場所と ある程度の大音量でも音の逃げ道がある広い環境とでは聴こえる感じも違うので当然かもしれない。

気になったのは現代オーディオ装置の特徴?でもあるクックリ、ハッキリする出方とは違うので そちらに慣れている現代人?は違和感を覚えたと思う。そしてその違和感を良い方向に捉えられれば このモノラル音源も見直されると思うのだが…どうなのだろうか?

正直言うと音の鮮明度は現代のものに比べるとやはり劣っている。ただ その時代の雰囲気はあると思うし その時代の勢いのような物が感じられる音源もありハッとさせられる場面も何度かあった。これでアナログブームのさ中?モノラル音源にもスポットが当たるかと言うにはインパクトは今一つのような気がした。
原因の一つとしてロックの音源の年代もあったと思う。60年後半から80年にかけてのものだと思うが使用されていたプレーヤーの年代を考えると音源はジャズやクラッシックの50年代終わりまでの方がシックリいったし もう少しガッーンという音を鳴らせたと思う、それがクラッシックであっても。
健闘していたのはDENONのDL-102のカートリッジである。主にこのカートリッジでモノラル音源を再生していたのだが 後半になって更に古い エラックの55年のモノラルカートリッジ。60年頃のタンノイ バリレラのカートリッジに替えて再生したが先にも書いた通り音源の時代がそれに合っていないようで「ウーン~?」という感じであった。
評価できたのは昨今の超バカ高いオーディオ機器と違い 今回提示してくれた機器類は比較的良心的な価格帯のものばかりな事だ。
しかしながらやれ定位だ位相だルームチューニングだ、高音質だ、と目くじらを立てるオーディオマニアには受けいれられないだろうなぁと思い帰宅した(^_^;)

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※現地の写真を取り損ねたのでクリフォード・ジョーダンとジョン・ギルモアの写真で勘弁を…

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Commented at 2015-12-01 21:25 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by kurama66644 at 2015-12-01 23:32
> sunouchi0918さん こんばんは。

そうですか届きましたか。なるほど昔のテレビのように とは言い得て妙です。
今のプレーヤーとは違い電子制御されていませんので まさに機械仕掛けですね。

人によって違うかもしれませんが 余計なアクセサリーは不要と感じています。
今までのプレーヤーにはターンテーブルシートを始め 色々なアクセサリーで音の変化が楽しめるなど試してましたが このプレーヤーには全てそれらのものを外しました。

それは このプレーヤーの一番の持ち味 抑揚感を損なうと感じたからです。
現状の機械仕掛けの姿がある種 完成形のような気がします。(個人的な感想ですが…)

楽しんでくださいね(笑)
by kurama66644 | 2015-12-01 20:08 | オーディオ | Comments(2)

ジャズは好きです!


by キタサン
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