1cmの違い

オーディオのアクセサリー類の購入と機器のセッティングに関して殆ど行わなくなった。オーディオに凝りだした頃はこれでも雑誌やネット等調べ熱心に行ってきたつもりであるが もう面倒くさくなってほったらかし状態である。なにせ部屋が狭い上に生活空間でもあるので機器類の移動は限られてくる。要は融通が利かない状況、環境下なのである(笑)

大方のアクセサリー類は部屋から外してしまったがスピーカー後方と側面のパネルはそのままにしてある。そうそう天井のコーナーも少し加工してあるかな。

音の影響が一番大きいとされているのが部屋そのものだと思うが 次にスピーカーのセッティングではないかと思う。オーディオ雑誌をみると部屋の縦使い、横使いから始まり視聴距離、視聴位置、二等辺三角形、正三角形配置、高さ、壁との距離等 色々考慮してのセッティング指南が書かれているものも多い、それほど重要なのだろうと思う。

使用のブックシェルフスピーカーはバッフルが大体正面を向くように置いていおり ほんのわずか内向きにしている。一年前に飲み友達でオーディオ仲間のKさんの所に訪問した時 その前方に出てくる音に触発されスピーカーのセッティングの見直しをした。(このブログでも過去に記事にしたと思う)その時ベストだと思われる位置をボードの足元に布テープで目印をつけておいた。(キタサンもマニアでしょうか(笑))
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なにせ普通の生活空間なのでその横を行き来する時 スピーカーによく体をぶつけ位置が少しずれている事もある。その度に戻しておくのだが更に今回たまたま1cmだけ内側にスピーカーのバッフル面の向きを変えてみた。何故そうしたのか自分でもよく分からない…何となくそうしてしまった。

しばらくしてからモノラル音源を聴いて その後ステレオ音源を再生した途端 何かが変わっていた。音の広がりが大きくなった感覚を覚えた、ステレオ録音のアルバムの意図するようにピントが合う感じなのである。ただし音の勢いや音色は変わっていない、音に一本筋が通ったと言えばよいのだろうか、その表現は難しい。

スピーカーセッティングに血眼になっているオーディオマニアの猛者も多い。そこまでするのはスピーカー自体をシッカリ鳴らせていないからと言う人もいる。
何が正しいのか経験値が低いのでよく分からない。正直言うとセッティングにそこまで神経を使うのも自分の性に合っていない。ましてや今回のように1cmぐらい角度を変え、動かしたからどうなの?と思っていた。
ただ 現実に音のフォーカスが合うのは確かに快感である。マニアが神経を集中して念入りに行うのも何となく分かる気がした。
自分で言うのもなんだがにわかに信じがたい不思議な感じなのである。

このスピーカーを使ってきて3年半 中古品ではあるが前のオーナーが殆ど使用していない新古品でもあった。エージングに時間もかかり低域の制動に苦労した。その甲斐あってか以前使用していたパイオニアのS-3EXに勝るとも劣らない優秀なスピーカーであると思っている。小型スピーカーながら信じられないような低音とリボンツィターの高域に酔うほどにうっとりさせられる。
しかしながら現代スピーカー共通の特徴である音場が後方に展開する。特にTD124を購入してから当時50、60年代のジャズの音、雰囲気を大分味わえるようになってきたと思う(自己満足だが…)がもうひとひねり足りない…。いよいよスピーカーに着手しなければならないと考えていた時に この1cmである。

「もう少しこのスピーカーを使っておくれよ!まだまだ真価を発揮できていないよ」というモニターオーディオPL-100の抵抗が1cm動かすように仕向けたのかもしれない。

大丈夫!お金がないから簡単にはスピーカーを買い換えられないから(笑)…

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by kurama66644 | 2015-06-13 19:56 | オーディオ | Comments(0)

ジャズは好きです!


by キタサン
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