美味しい音量

引っ越す前の部屋は壁や床も弱い いわゆる普通の賃貸マンションで隣室への配慮もあり音量は自ずと制限があった。
なるだけ隣室に人がいない?時に音量を多少大きめに鳴らす事をしていたが そういう心配をしながら聴く音楽は精神衛生上 余りよろしくないのかもしれない。

元々爆音でなくても平気だったし なによりジャズ喫茶通いが長かった事もあり いざと言うときはジャズ喫茶で聴けばいいやと割り切ってもいた。

引っ越してきた今のマンションも同じ賃貸だが隣室に音に対して理解のある住人(音楽家です)がいるのとベランダの先の空間が広い事もあり昼夜問わず大きな音量でも大丈夫な環境である。

アナログに回帰してから音量に対する調整がいかに重要か少しずつわかってきた。特にプリアンプをラックスマンC-06αに変えてから音量のさじ加減でかなり違う雰囲気が出るようだ。要は「美味しい音量」はそのレコード毎ないしはその曲で変わる。良い悪いというより自分の環境下でのベストな音(個人的な好みの音といいましょうか)を出すのに重要な役割を持っているのがボリュームであると思っている。

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この盤は トランペットの中間派奏者 バック・クレイトンの「Songs For Swingers」というアルバムでレーベルはコロンビアのモノラル盤である。
編成は8人編成でビックバンドとまではいかないがジャズでは適度に多めの人数での演奏である。
いわゆる6つ目のオリジナルアルバムだがコロンビアのモノラル盤は空間表現が同じモノラル盤でも他のレーベルより奥行き感が広く 総じてステレオ録音に近いものが多い。

このぐらいの人数編成で聴く場合「美味しい音量」に標準を合わせると ものすごく幸せな気分になれる。それ以上でもそれ以下でもダメで ある一点のボリューム位置でないといけない。その位置は やはり色々な大きさの音量で試さないと分からない。盤の数だけ この美味しい音量があると思う。ケーブルや電源周りを変えるのもよいのだが自分の場合 まずこの美味しい音量を盤ごとに探す事で今は精いっぱいである。

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by kurama66644 | 2015-01-27 22:26 | オーディオ | Comments(0)

ジャズは好きです!


by キタサン
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