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CDを聴かなくなった訳

私の現在のCD保有枚数は50枚ぐらいである。クラッシックや洋楽、J-POPが殆どである。ブログではジャズを中心に日記を書いているがジャズはアナログでしか聴かなくなった。それではアナログは相当な数を持っているかと言えば400枚ぐらいである。(殆どがジャズです)

ジャズファンを自認している割には少ないかもしれない。過去の日記でCDは数千枚所有していた事は何度か話したと思う。2年前の引っ越しの時半数以上を売却した。そしてアナログに回帰してから更にその半数を売却。アナログに熱中しだしてから大部分を売却してしまった。

正直言うとCDには特に不満はなかった。便利だしネット・PCオーディオに比べてトレイに入れたりする手間もあるが自分にとって使い勝手は良かった。
よくCDの音とアナログの音では柔かさが違うと言う人がいる。ただ聴く環境や録音自体によって差はあるし どちらも何らかの加工処理をしているので好みも違ってくるかもしれない。

私の場合はアナログ盤のジャケットを絵画と似たような感覚でとらえているのでCDより大きいサイズのアナログ盤の方がしっくりきたのだと思う。
それとアナログは場所をとるから敬遠する人が多い中 私のような狭い環境でも十分楽しめる前例?ができればいいと生意気な考えもあった。
それと先ほど音の事を話したが 好きなジャズの全盛期50,60年代がモノラル録音が多かった事もジャズのCDを手放すきっかけになったと思う。
平面的でステレオ録音に劣ると?言う評判を聞いていたが それは全く違っていた。モノラルのオリジナル、ないしはそれに近いものは自分にとって今まで聴いて来たCDのジャズとは別物のように感じた。もちろんステレオ録音でも優秀で良い物も沢山あるが 現在はモノラルの方に食指が動く。これはモノラル専用針で聴いてこそわかるのではないかと思っている。

世の中便利なものがどんどん増え 人は動くことが減ってきたように思う。趣味ぐらいは多少手間が掛かった方がよいと勝手に思っている。
そうはいっても機械が苦手なので(^_^;)あまり自分で工作したり分解したりできなく 適度に面倒くさいぐらいがちょうどよい感じではある。
アナログの扱いは面倒だが目視で確認できるのも分かりやすい。多少プチパチの盤も多く持っているが そういう盤にも愛着のあるものもある。

アナログを聴くのは生活の中のイベントなのである。それに対してCDやPCオーディオは生活の中の一部と化してきているように思う。
どちらも悪くない。ただ私はイベント好きなのである(笑)

by kurama66644 | 2014-11-22 20:59 | オーディオ | Comments(0)