隠れたB級ジャズメン チャールズ・マクファーソンの「コン・アルマ」
アルバムではレイ・ブライアントのコン・アルマが有名で私も良く聴いていた。
そして もう1枚 このアルバムを忘れてはいけない。
そうチャールス・マクファーソンのデビュー第2弾のアルバム「コン・アルマ」だ。
メンバーが私の好きなテナー奏者クリフォード・ジョーダンにバップの伝道師 バリー・ハリス。強靭ベース ジョージ・タッカー、そして強面アラン・ドウソー。
なんとも渋く素晴らしいメンバーである。全員B級?ジャズメンなところも私にピッタリだ。
このアルバムはCDでは良く聴いていたがオリジナルのアナログは初めてである。65年作品でMONO録音でバンゲルダー刻印がある。
(ひょっとするとステレオ盤もオリジナルかもしれないが…?)
ところがである…このオリジナルMONO盤には驚いてしまった。(最近驚くことが多いなぁ(笑))
アラン・ドウソーのドラムがドスドス物凄い音なのである。ジョージ・タッカーのベースもブンブンで張り切り過ぎなぐらいである。
主役のマクファーソンを完全に食っているぐらい こちらに注目がいってしまった。しかしながら聴き続けていくと流石にマクファーソンのアルトも
艶があり太い音でこちらも満足。私の好きなクリフォード・ジョーダンとバリー・ハリスは少し抑え気味な感じである。
あまり頻繁に沢山のレコードは買えないが厳選して購入したレコードは結構満足がいくものが多い。
バカみたいにアナログ、アナログとCDを捨てて この1年集中していたせいか 多少目利きの腕も上がったのかと 自己満足である(^_^;)
ただこの盤 こびり付いた汚れが取れない部分がありパチパチも多めであるが それを差し引いても良盤である。
きれいな盤があれば もう1枚絶対買うぞ(笑)