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雑感

以前に オーディオ(活動?)を縮小させていると書いたが 布団部屋で聴くユーチューブ音源でも結構満足がいくことが多い。
5畳足らずの部屋なので音量を上げすぎると飽和してしまうし PC内蔵のスピーカーだがそれほど不満はない。おそらく長年ミニコンポやラジカセで聴いていた事も関係するのだと思う。

リビングと呼ぶには狭く(7畳+3畳台所) みすぼらしい環境だが ここではアナログ機器を2台おいてレコード鑑賞している。聴くジャンルはジャズが多いが ストリングスやビックバンドのジャズはめったに聴かない。どちらかというと少人数編成のコンポが殆どである。これはオーディオを始めてから再現性を少なからず求めてしまうようになったので大編成物は無理?と感じてしまったからである。

クラッシックはCDやアナログレコードで100枚ぐらいしか持っていないが オーケストラなどを再生する時は この再現性を求めるとかなり大変なような気がする。
特にダイナミックレンジが広いので小音量から一気に大音量に変わる時が度々あるので部屋の環境をまず考える必要があると思う、近所迷惑にならないような音量で再生していると小音量ゆえ聴こえない箇所があるかと思えば ボリュームを上げて聴いていると大音量のパートになる場合 周りから苦情が来る(笑) そういう状況に耐えられる視聴環境 すなわち 音が飽和しないある程度の広さ、遮音性、あるいは近所にだれもいない?迷惑がかからない場所などが必要になると思う。

遮音性を求めるのはS/N比も関係しているのかもしれない。アナログプレーヤーはある程度限界があると思うが近年のデジタル機器は このS/N比値がものすごく高くなっている。単純に高性能を求めただけではなく 上記で話した部屋環境にも色々あり 小音量でも音が聞こえやすくするために高S/N化を図ってきたのではないかと思う。
より忠実に演奏の再現性を求め リアルに聴こえるように。

オーディオにのめり込む人はホールでの音やその雰囲気の再現性を求め 機材や部屋環境を構築していっているような気がする それをやろうとする人はすごく真面目で夢中になれる人が多いなぁというのが何度かのオフ会を経験した感想である。ただこういう事が出来る人は やはりある程度の財力を持っている人でないと出来ないような気がする。
他の趣味と違って物だけ(機械など)買えば済むというわけではなく 何度も書いているが環境も構築していかなければならないから。
逆を言うと環境まで構築できないので機器の性能でそれをカバーするため 高価格の物を購入する人が多いのかなぁとも思っている。

オーディオ機器やその他周辺アクセサリーも価格と性能がアンマッチする場合も多々あるが 芸術品としてみると納得するものも多いように思う。傍から見ると「何これ?」という価格帯のものもあるが 性能より そのものが存在する価値に趣きをおけば その法外ともいえる?価格に納得する場合もある。

感動するためのオーディオでないとダメだよ!とベテランのオーディオファイルが話されていた。もちろんミニコンポやラジカセでもそれは可能だが やはりそれなりの装置で聴かないと音の訴える力が違ってくるという事のようだ。
なるほどなぁと感心する一方で 音より言葉の力の方が感動しやすい私は 音楽を(インストゥルメンタルですが)聴きながら読書してしまうことがしばしば(笑)

以前から変な聴き方をしているが スピーカー正面の定位置では殆ど聴かない。少し離れた台所で聴いたり、となりの布団部屋(ユーチューブをメインで聴く部屋(笑))でドアを開けっ放しで聴く。昔 通っていたジャズ喫茶で皿回しを頼まれて(レコード係り)客席ではなく定位置?から離れたところで聴く機会が多かった名残だと思っている。そうして聴いていると音場や定位なんてあまり関係なくなる。音像は何となく あの辺やこの辺にあるなぁと分かるぐらいだ。
せっかくオーディオ装置を持っているのに もったいない聴き方をしていると言われたことがあるが この聴き方が一番心地よい。

おそらく頭の中で音場や定位など想像して自分なりに補正しているのだと思う。そういう意味では昔 クラブやライブでのジャズマンの生演奏を聴いてきた事は その想像に役立っているのかもしれない。

梅雨明けが東海地方まできたようだ。関東は明日以降かなぁ?

またもや脈絡のない文章になってしまった。でもタイトルが雑感だから こんなものかな。


by kurama66644 | 2014-07-21 20:04 | Comments(0)