再発盤
正直まだまだ聴き比べと言うレベルには程遠いが 沢山所有してきたCDとの比較は自分の中では何とか出来てきたのかなぁと思っている。
私の聴くジャンルは50、60年代のジャズが大半なので元の音となると当然アナログになる。傾向さえつかめればよいと考えていたが
これが又 色々でやはり聴いてみないと分からない事が多く困っている(^_^;) 最近はオリジナルと書けばオークションでも人気がついて
高額になるケースが多い。
ベテランのレコード蒐集家が60年代の初期ステレオ盤なんか 10年ぐらい前まではジャズの三大レーベルでも一部を除いてオリジナルでもそう高くはなかった。と話していたのを聞いた。現在はオリジナルと書いてあれば何でも高めだ!
先日 ある蒐集家のブログで紹介されていたジャズのアルバムを無性に聴いてみたくなりユーチューブで検索してそのアルバム内の何曲かを聴いてみた。
これは中々のものだと思ったが そこはやはりユーチューブで平面的にしか聞こえない。前にも言ったがBGMとして軽く聴く分には良いが この音源はしっかり聴いてみたいと思った。ところが希少盤らしくネットで検索しても中々見当たらない、価格もかなりの高額らしい? まぁ中古レコードの価格相場は結構コロコロ変わるからあてにならないので そのうち足で探して見つかればいいやぁと思っていた。そうするとネットで一件 再発盤だが掲載されていた。
再発盤のくせに 結構な値段である。ちょっとした人気盤のオリジナルも買えてしまう価格であったが提示されていた初期価格で ためしに入札した。
やはり再発盤で数千円の価格とモダンジャズの少し前のいわゆる中間派の方の演奏という事で私以外入札がなく すんなり落札された。
ジャズを聴く人なら名前は知っているはずだが この人を好んで聴く方はあまり知らない。
「レスター・ヤング」
フレージング革命と評論家の油井正一さんは言っていた。詳細は書かないがジャズ界の中では最重要人物の一人に値すると。
1959年モノラル盤だがカッティングは再発なので当然ステレオ用のカッティングマシンで作られたと思う。最近バンゲルダーの誇張された(笑)音ばかり聴いていたので
普通に聴こえたが あまり中間派の演奏と感じないハードな面もうかがえた。
音の凄さを聴くアルバムではないと思う。かといってBGM的にワインを飲みながら(笑)ゆったり聴くアルバムでもないように思う。
ジャズと言う音楽の普遍さを味わうアルバムだと思った。
あーっ これのオリジナルを聴いてみたい。一生聴く機会はないかもしれないが…。
ちなみに先日某所で出ましたが18万で即売れでした、、、
そうですかフランス盤なのですか。中に入っていたポートレイトの写真がメイドイン ジャーマンと書いてあったのでドイツ盤と短絡的に思ってみました(^_^;) まだまだ勉強が足りませんね。
なるほど やはりこのオリジナルは凄そうですね。(価格も(笑))
生きているうちに一度は聴いてみたいものです。
tempoさん ブログ再開はしないですか? tempoさんのブログはとても参考になり私には的を得ていたのですが…
某オーディオコミュは退会する予定です。 音源の話が出来る人が殆どいません(笑) 部屋自慢、機械自慢のコミュになってきたようです。