部屋の音

一時期 ルームチューニングに凝って機械より高いルームチューニング材も購入した事があった。
今から考えると何故そこまでやる必要があったのか不思議に思う。

当時は響きを良くしよう。不快な音を出ないようにしよう。心地よい音を味わおう、等々考えて ルームチューニングに励んでみたが そもそも音に対しての自分なりの基準がないまま オーディオ機器をそろえて音楽を聴くのに視聴環境が大事だと まわりの受け売りで それならばルームチューニングも必要だよね!と思い やっていたに過ぎないのではなかったのか と思い始めている。

部屋は千差万別で形や大きさもそうだが材質も違う。当然 音の高低で波の長さも違ってくるので長い波長の音に途中で障害物があれば聴こえ方も違ってくる。
広い方が解放感があり 減衰も自然になるので心地よく聴く分には調整がしやすいと思う。ルームチューニングと言っているのは比較的狭い部屋でいかに広い部屋と同じ響きを得るかという 広い場所での疑似空間の再現を求めての事だと個人的には思っている。

狭い場所での演奏、少人数での演奏の場合 ステレオ録音よりモノラル録音でも十分なのは昔のジャズの名演 その当時の録音を聴けばわかる。
ただ小人数とは言えスタジオ内の空気感を出そうと意識してステレオ録音に対応した取り方をしているジャズ演奏もある。
クラッシックは門外漢だがオーケストラ演奏などは そのホール感を体感するかの如く 広い部屋でステレオ感いっぱいの状況で聴きたくなる。
オーディオを趣味としている人は 大抵はこのホール感を味わいたいが為 広い空間+ステレオ感を求めて 調整してきているのだと思う。

自分の聴くジャンルがジャズで小編成物が多いので あまりホール感は必要ないが 素直に広い部屋で大編成物を聴いてみたい時もある。
ここで注意したいのは 単純に音を聴くのが目的ではなく音楽を聴くことが目的なので やはり媒体を通じて(オーディオ機器+ソフト)聴く分には元の音(音源)を知らなくては始まらないと考え 最近に至っている。

同じアルバムでも音源の違いを分かった上での機器選び、ルームチューニングと上流から下流に展開していくのが自然だと思う。
いずれにしても 部屋の音は個性でもあるので それをなくすような 変にバランスを整えるのは 音源の違いが分かった上でやっても遅くないような気がする。

そんな事を言っているといつまでたっても出来ないだろうなぁと考える自分もいる…。

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by kurama66644 | 2014-06-06 09:55 | オーディオ | Comments(0)

ジャズは好きです!


by キタサン
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