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オーディオマニアとレコードマニア

両方の人もいるし 片方だけの人もいる、どちらでもない人もいる。普通一般人はどちらでもない(笑)

私はオーディオマニアの道を進みそうだったが 現在はアナログをメインで聴いている関係か どちらかと言うとレコードマニアの部類に入りかけていると思う。

ただ どちらも狂気の世界! オーディオの方はこれといった基準がなく 価値観の違いでとらえ方が大きく違ってくる。ひとそれぞれ好みだよ!と片付けられれば気が楽だが性分も関係してくるのか 片付けられなかった。 結果 もう深入りするのは止めにしようと思っている。 その割にはバリレラなんってマニアックなカートリッジを買ってしまったが…。

都内 某レコード店(CD店)にはよく顔を出すが 廃盤セールになるとレコードマニアが恐ろしい形相で物色している。
私もササッと興味のありそうな盤を(ジャケ狙いで)見るが 小脇に抱えた獲物(LP)を レコードが陳列されているところにドカッと置き他の物を物色しているマナーの悪いオヤジをよく見かける。 夢中になって他人の迷惑を考えられなくなっているのだろう。

私は日曜のほか 金曜も休みなので金曜の平日、昼間あまり混んでない時に出かけるようにしている、それと廃盤セール等も混むのでなるべく避け 日にちをずらして行くようにしている そうすると人気盤などは無くなり余り物しかないが たまに欲しかった盤も残って見つける事がありうれしくなってくる。

それにしてもブルーノートのオリジナル盤はどうしてこうもバカ高いのだろう?需要と供給の関係だがオリジナルだからと言って必ずしも音が良いわけでは無い。
特にジャズの場合 名盤は半世紀前の物が多いのでジャケットもボロボロのものも多い。いくら音質が良い?といわれても これじゃぁねぇ…というのもある。

ちょっとしたオーディの機械が買えるほどの盤もあるが 云万円もかけて買う価値があるのかと いつも考える。
まぁ貧乏性なのだろう。アナログ盤でも こんな調子なのでオーディオの機械となると更に桁が違う事も珍しくない世界。
恐ろしいものである。

そんな中 徐々にだがジャズのレーベル別オリジナル盤の見分け方もわかるようになってきた。
先ほど述べたオリジナルが全て高いわけでは無い。人気盤のオリジナルなどが総じて高いのであって 捨てられているように置いてあるものでもオリジナル盤がある。
まぁ 音が良いかどうかは別としてジャケットなんか気に入るものもあったりする。この時点で 既にレコードマニア決定だ(笑) 

過去に購入したLPを眺めていると 特にジャズの場合 日本盤とアメリカ盤(本国)ではかなり音取りの違いがあるように思える。
これはもちろん演奏者というより それをマスターリングする製作者側の問題だと思う。再発盤でもアメリカ(本国)で作られたものの方が雰囲気をとらえている感じがする。 中々日本人にはあのリズムを主体としたジャズの雰囲気を感覚ではつかみ難いのだろうと思う。

そういう私も聴いている一人として日本人なのでやはり本場のジャズの感覚はつかめていない事になる…やれやれ。

やはり音よりジャケットなどの雰囲気で楽しもうと思う キタサンである。

PS: ジャズの場合、日本盤の再発物はオリジナルにどうしても負けてしまうが キングレコードから出た一連の復刻盤はジャズファンの中でも評価は高い。
私は基本的にジャズの場合 輸入盤を買うようにしているが このキングレコードのものはオリジナルの雰囲気を残していると思う。
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by kurama66644 | 2014-04-24 22:46 | オーディオ | Comments(0)