楽しいモノラル再生

先だってBONSAIという超小型のスピーカーを購入したが現在 我が布団部屋でのモノラル再生がマイブームになっており音楽を気軽に聴いている。

気軽と言っても機器類だけみると結構面倒くさいものばかりで実は気軽でも何でもないのかもしれない(^_^;)

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真空管アンプにDualのアイドラープレーヤー、60年初頭のRCAユニット使用のフルレンジ+ツィーターSPという組み合わせ。

真空管アンプは中華製の玉を使った自作品、Dualプレーヤーは旧西ドイツ製60年後半の製品でフルオートプレーヤーである 針はシュア純正N44-1というモノラル専用針 スピーカーも自作で2段重ね(笑)で片方(上の方)にしか結線させていない。そうそう肝心のフォノイコライザーは合研ラボのCR型 ディスコン品である。

Minimaの置いてある部屋でこのDualプレーヤーも使用していたが片側からしか音が出なくなり原因が今一つ分からなく休止状態であった。
どうせ片側しか出ないのならモノラルでも構わないかと思い改めて使用 華奢な机に振動には敏感なアナログプレーヤーと真空管アンプを置くなどオーディオマニアからすると噴飯ものだと思うが何故か音楽は楽しく聴こえる。

以前このブログでも書いたがステレオ再生を諦めると音場や定位など余り気にしなくなる。別にステレオ再生による音場の構築が悪いわけではなくMinimaやBonsaiスピーカーではそのような再生が素人の自分でもある程度出来てしまう。そうある程度なのである そこを突き詰めていくのがオーディオマニアだが行き着く所が終わりのない旅のようなもので投資も時間も費やしてしまう 音楽の楽しみ方は色々あり このようにラジオを少し大きくしたようなモノラル再生が意外と琴線に触れるものなのである。




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# by kurama66644 | 2017-07-23 09:18 | オーディオ | Comments(0)

Minimaと盆栽

ソナスファベールのMinimaでジャズを主に聴いている。その名の通り小さなスピーカーなのでサブシステムとして使用している方も多いかもしれないがキタサンにはこれで十分と思わせる魅力あるスピーカーである。 そもそも部屋が小さいのでこのサイズで事足りているのだが(^_^;)

ジャズ喫茶に置いてあるスピーカーはある程度迫力のある見栄えのする方が客受けもよいし古いジャズなどはビンテージの趣のある方がその時代の雰囲気も伝わる。
ジャズ喫茶は好きではあるが自宅で聴く時も同じような機器類で聴いてもしょうがないと思い 真逆の機器でジャズを鳴らしている。

Minimaとの出会いはオーディオを始めてすぐの頃インターナショナルオーディオショーでMinimaビンテージ(Minimaの復刻版)が鳴らされており とても美しいスピーカーで心地よい音色だったのを覚えている。その頃は小型のスピーカーに興味はなくジャズを聴くにはできるだけ大型のものという憧れがあった それがいまでは真逆の小さなスピーカーを愛用しているので不思議なものである。

小型スピーカーで印象に残っているものがもう一つあり それは3年前のアナログオーディオフェア―で真空管アンプで有名なメーカー エア・タイトから発売されていたAL-03というスピーカーである。 展示視聴部屋は間口が狭い部屋でそこにはウィーン・アコースティックのトールボーイ型のスピーカーが配置されていた。部屋全体を包み込むように雄大な音楽が流れており流石ウイーン・アコーステックのSPと思っていたら鳴っていたのはウイーン・アコーステックの前に何気に置いてあった小さな箱から音が出ていた。それがAL-03であった。重さ4.5kgのフルレンジスピーカーである 現在このAL-03はディスコンになっており今はAL-05として更にバージョンアップされいる 元々海外向けに輸出されていたので名称を「BONSAI」としていたようだがなるほど小型のこじんまりとした筐体は盆栽に近い。

このBONSAIはAL-05が3代目で初代がMSM-1というリュート型の筐体でサイズはさらに小さく2kgしかない。性能的にはAL-03ないしは05が良いのだが筐体の形が気に入りこの度 MSM-1を手に入れた。元々何十年もミニコンポで聴いていたので ある意味原点回帰かもしれない(笑)
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このSPが発売されていた時 誌面での評論家やオーディオ店主の感想を読むと小型の割には雄大な音が出る良質のSPでニアフィールドに適しているなどと書かれているが別にニアフィールドでなくても音楽を聴かせてくれるスピーカーだと思っている サイズだけ見るとオモチャの様な小さなものだが本質を見ていないと感じる。

Minimaのように箱鳴りで響かせるスピーカーではないが振動板その他小さな筐体でどれだけ音楽を再生出来るかと10年余り試行錯誤して作り出したスピーカーだけあり制作者の情念のようなものが感じられる それは歌声、人の声に如実に再現され心に響く。何も器楽のインストゥルメンタル中心に聴いているのにMinimaで十分といえば十分なのだがアナログをやるようになりボーカルものもよく聴くようになった。更には昭和歌謡が好きなので その手のアルバムを聴く時はこの盆栽がよろしい(笑)
フルレンジゆえのピンポイントでの音の出方は流石であるが容積が小さいのでタメが足りないのが弱点かもしれない。それを考えるとMinimaも小さい筐体だがタメが結構あり時としてユッタリした音を奏でる。
聴きこんでいくと人の声(ボーカル)は〇、トランペットも〇かな…サックスは微妙、ピアノは正直余り好みではない(オモチャっぽく聴こえる時もある)ベースやドラムは△と色々文句も多いところだ超小型の割には意外と能率が高く89dbもあるので元気溌剌鳴り響く。トータルバランス的にはMinimaに劣るが何度も言うようにボーカルものには適したスピーカーであると思う。

それにしても小さい… 昔から使っていたミニコンポのスピーカーより小さいかも(-_-;)

盆栽だけにまさに箱庭サウンド!(でも意外とガッツのある音が出る) キタサンのオーディオ機器 年々縮小しているが その内 小さくなりすぎて見えなくなるかも(笑)
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※画像はエアー・タイトさんのHPからお借りしました。

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# by kurama66644 | 2017-07-22 09:32 | オーディオ | Comments(2)

エージング

オーディオを始めた頃 そして今でもエージングという言葉をよく聞かせられる。

アンプのエージング、スピーカーのエージングなど振動板がよく動くようになるまで100~200時間かかるとかトランジスターアンプでも電源をつけて15分~30分ぐらいまでは本調子でないとか色々である 果てはケーブル類までエージングがまだ足りないので音がよく出ないとかいう方もいる。

オーディオ機器も工業製品であるので機械とは言え馴染んでくるという事はあり得るのかもしれないが実際のところは人の耳など人間の感覚が順応してくるというのが正しいのではないだろうか?

この問題を深く突っ込んでいくと物凄い勢いで反論?してくる過激な方も多々いるのでこれ以上突っ込まない事にするが機器類だけではなく住空間、そして人は一瞬たりとも同じ状態ではなくたえず変化している。人が微動だにせず3分間静止していても3分前と今とでは確実に違っている 見た感じは同じでも心の中や体の中の細胞も変化している。それを考えると時空の経過とともに何らかの変化はあり それを感じるのは当然のような気もする。そういう意味でエージングは存在するのではないかと思う。

キタサンらしくない理屈めいた事を冒頭から書いているが 実はこの1~2週間の間で自宅のスピーカーMinimaがよく鳴るように感じている。
箱鳴りのスピーカーで響きを基調とする造りではあるが どっしり腰を据えたような鳴り方になってきた。使い始めて1年と4ヶ月になりほぼ毎日音楽を鳴らしている。
再発盤は余り聴かずオリジナル盤を聴く事が多いが久しぶりに聴く再発盤でも「あれ!こんな良かったっけ?」と思われる事しばしばである。

先に書いた精神的な面も関係しているのかもしれないが…実は新しいスピーカーを手に入れたのである(笑) もちろんMinimaにとって代わるという事ではなくサブのスピーカーとしてでもない。たまたま以前から気にかけていたスピーカーが手に入り どうしようかと思案中なのである(笑)

Minimaがその正位置から引きずりおろされると危惧を抱き より懸命に鳴るような意志を見せ よく鳴りはじめた なぁ~て事ならそれこそオカルトであるが(-_-;)


Dotレーベルから出た JAN JOHANSSONトリオ ほとんど知られていないピアノトリオであるがこういう滋味深いアルバムがMinimaでは闊達に鳴り楽しくなる
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# by kurama66644 | 2017-07-17 11:17 | オーディオ | Comments(0)

ベースの音

ベースをリーダーするアルバムは全体数から見ると少ないがそれなりにある。リズム楽器として定着していたのでジャズの場合 リーダーが一応ベース奏者であるがホーンセクションをフューチャーしながらも比較的普通のアルバムよりベースの出番が多いという感じで控えめな構成になっていると思う。

ジャズオーディオ愛好家はベースやドラムの音に惹かれる人が多い 録音もそういう音を強調してマスターリング、編集等行っている場合が多い。
その為 スピーカーなどもベースの音がよりハッキリ出る方が快感でそのような調整をしているオーディオマニアも沢山いる。
ただし実際のステージなどではベースの音はPAを通さないと聞こえにくい、狭いこじんまりとした会場ならばまだしも広いホールなどでは生のベース音は観客席には聞こえずらい ステージ上でもベースの生のパッキングは近くにいる人でないと分かり難いと思う。

そういう事で生のベースに近い音で聴く事はあたかも自分が演奏者(共演者)になった気分にもなれる(笑)
ただし自分が演る方ではなく第三者として音楽を聴く上ではベースの過度の音は邪魔になってしまうと感じている。ジャズ喫茶は好きで昔よく行っていたが大口径からの鈍い大きなベースの音は個人的には馴染めなかった。それはその時代並行してライブ等にも通っていた影響もあると思う 生演奏が良い悪い、好き嫌いは別としてオーディオと決定的に違うのは「人」を感じられるかどうかだと思っている。オーディオは別の意味でレコードやCDなどの制作者やオーディオ機器を開発した人の意気込みや情念を感じる事ができるが生演奏にある目の前の演奏者から発せられる熱のようなもの そしてその演奏の瞬間は感じる事は出来ない。(収録されたその時からレコードやCDなどは過去の記録になってしまう)

感じられないと書いたがあくまでもキタサン個人の感覚であるから中には感じられる人もいるかもしれないので ご勘弁を。

最近 気に入ってよく聴くアルバムがある。
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こちらはベース奏者兼録音技師でもあるピーター・インドのアルバム。WAVE盤で再発ものである。
レニー・トリスターノの門下生でもあり滋味深い味わいのするベース奏者である。シーラ―・ジョーダンの歌が入るがところどころでボンボン鳴るベースがご愛嬌。
正直言うと中身は期待しておらずジャケ買いだったがいつの間のかお気に入りの1枚になっていた。


ベースの巨人 チャールス・ミンガスのアルバムは何枚も出されているが意外とこのユナイテッドアーティストの「ジャズポートレイト」は話題にもならない。
お決まりのリチャード・ワイアンズのピアノにミンガスグループの大番頭 ダニー・リッチモンドのドラム 客人はブッカー・アービンにジョン・ハンディという見た目はヤ〇ザ顔負けの面々で知性は感じられないが不思議と品格は感じられる好アルバムだと思っている。
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最後に真正ジャズ愛好家からは余り見向きもされない いまやクラッシックの巨匠とされるアンドレ・プレビンのこちらのアルバム
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フレッド・アステアをトリュビュートしたトリオアルバム。ベースは白人ベーシストの巨匠 レッド・ミッチェル。控えめどころか相変わらずブンブンベースが冴えている それでいて邪魔にならないのが不思議 心地よいベースの見本のような人。

本来 生ベースの音はそんなにハッキリ聴こえはしないのに何故かオーディオではベースの音の強弱でシステムの善し悪しを判断する人が多い。
音ありきのオーディオシステムも面白いがここ1~2年は別の角度からオーディオに興味を持ちだしている。



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# by kurama66644 | 2017-07-14 12:46 | ジャズ | Comments(2)

RIAAカーブ

古いアナログを再生している方はイコライザーカーブについて注意を払うケースも多々あると思う。

キタサンも古いジャズをよく聴くのでちょっと気になるところであるが古いといってもモダンジャズ全盛期以降の音源が殆どなので実は余り気にかけていなかった。
年代的には1956年以降のアルバムが大部分なので統一規格RIAAで再生して不自然に感じた事は無かった。

つい先日 欲しかったアルバム フランク・シナトラの「in the wee small hours」のオリジナルを手に入れ喜んでいたのだがこちらのアルバム製作が54~55年
もちろんモノラル録音である。有名なネルソン・リドルのオーケストラをバックに朗々と歌い上げるシナトラのスタンダード名曲集である。
レーベルはかってのメジャーレーベルCapitol 12インチモノラルではTシリーズとWシリーズがあり この盤はWシリーズの581番である。
レーベルがCapitalだからひっとするとAESカーブのイコライジングなのかも?
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このアルバムは日本の再発で安い盤を持っていたがとても良い出来であった 聴き比べをしてみようと思って探したがどこにも見当たらない…売却した記憶もないのだがどこいったのだろう(^_^;) 


ところでレコードを再生する時に一番着目する機器はプレーヤーかと思われるがキタサンが4年前にアナログに回帰した時プレーヤーよりもフォノイコライザーに注意を払った。機器類には疎かったしプレーヤーも現在に至るまで幾つか買い換えたが探し続けてようやく手に入れたフォノイコ ラックスマンのE-06を使い続けている トランス内蔵のCR型のものだがこちらはイコライザーカーブは選べないRIAA専用である。イコライザーカーブを選べるものは高級機で高額なものしか無かったが今は比較的安価な値段で発売されていたりしてこれもアナログブームのおかげであろうか? しかしいくらアナログブームといっても一部のレーベルがRIAA以外を採用していたのは事実だろうがそこまでイコライザーカーブに拘る必要はないと思う。 変な例えだが個人的にはちょっとした方言やイントネーションの違い程度と考える 慣れればそれほど問題無いようにも思える ただ拘りがある人は徹底的に行うんだろうなぁ~ それより音声信号の低音と高音の部分を逆に解凍する?フォノイコライザーの精度の方が大事かと思ったりして…

家にはシュアーのN44-3だったけかな? SP針もあるが流石にRIAAカーブ以前のモノの再生は試みていない。SP盤自体も持っていないし針圧もかなり重たくなりSMEの細身のアームでは若干頼りない この時代のものは本当のマニア(良い意味で)の領域になってくると思う。


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# by kurama66644 | 2017-07-09 09:33 | オーディオ | Comments(3)

ジャズは好きです!


by キタサン
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